理美容室が潰れる1番の要因

理美容室が潰れる1番の要因は時はなんでしょうか?
それは、

運転資金がゼロとなる時

これしかありません。
運営資金=現金、金です。

その月の支払い金額(経費と返済金)が売上額以上で運転資金を合わせても足りないなんて場合。
運転資金が底を突き、マイナスとなってしまうわけです。
理美容室潰れます。

では潰れる要因を作ってしまう大きな原因を3つ挙げていきます。
一緒に掘り下げていきましょう。

集客対策をしていなかった

集客対策が不十分な状態だと、新規の顧客を獲得できないため売り上げを確保できず、運転資金を使い尽くした末に廃業せざるを得なくなります。

たとえば、毎月の店舗運営費が自分の給与を含めて100万円、1回あたりのカット単価を4,000円と仮定すると、1カ月あたり250名以上の顧客獲得が必要です。

スタイリストとしての実務をこなしながら集客活動を行うことになるため、開業前に出店エリアや集客したいターゲットを明確化しなければ効率的な集客対策は難しくなるでしょう。

理美容師としての技術が高く、開業前に指名客や紹介客が多くついていた場合は、新しい店舗でも客が自然に集まるだろうと集客対策を軽視しがちです。

開店を新たなスタートラインと考え、初心に返って店舗のコンセプトを多くの見込み客に伝えて、未来の来店につながるように行動しましょう。

離職が止まらない

理美容師を雇って店舗を運営する場合は、従業員が長く働き続けられる環境作りが大切です。

理美容師を含む生活関連サービス業の離職率は高めで、2019年の離職率は20.5%でした(出典:厚生労働省「2019年(令和元年)雇用動向調査結果の概要」)

理美容師が店舗に定着しない状態だと、長期間にわたり安心して通えないと顧客に判断されてしまい、リピーター化に大きな支障をきたします。

新しいスタッフを募集するごとに求人費用もかかり、店舗の収支にも影響を及ぼすでしょう。

その一方で、店舗に定着すれば長期間の勤続が期待できます。
技術力や接客力を給料に反映させる仕組みを構築したり、有給休暇をとりやすい雰囲気を作ったりすると、仕事へのモチベーションを高く保てるでしょう。

お金の使い方を間違えた


スタッフ雇用・大枠の広告など、大きなお金を使う”タイミング”や”使い道”をまちがえたケース。

例えば、今は内部育成ではなく、とにかく集客に投資をするべき、というタイミングで
教育に大きなお金を使ってしまった、など。
売上が悪い・赤字ならば(手元にキャッシュがないのに)長期的な投資をしている場合ではなく、最優先は売上(現金)の確保です。
 
<事例>
▼2店舗目の出店が早すぎた(スタッフが育っていない、1店舗目の利益が十分でない=成功するやり方がわかっていない状態で出店)

▼スタッフ数的にもさばききれないのに、一番上のプランで広告を掲載。広告費が経費を圧迫

▼オーナーがお店のお金で株などに大金を投資(内部育成に投資したほうがいいタイミングかも)


まとめ

集客対策が思うように進まなかったり、価格競争に巻き込まれたりして運転資金を使い尽くし、毎年多くの理美容室が廃業を余儀なくされています。

店舗を長続きさせるためには、開業前に店舗コンセプトを十分に練り込み、経営環境の変動を考慮した事業計画を立てることが大切です。

理美容師の技術とは別に、集客対策や売り上げの分析といった店舗を運営する戦略の勉強も大切だと言えます。


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